7月27日、雨。
苗場山頂の小屋を4:30に出発。

赤倉山に登るまでに、2時間程の下り。

思っていた程笹が伸びていないので歩きやすい。
7:10赤倉山、三角点。

8:20ナラズ山。

9:00土舞台。広いところはここだけなので、かるく食べ物を口にする。
ここからさらに下り、最低鞍部を過ぎたあたりに、水場に下る道がある。
時間に余裕があれば往復20分程度で行ってこられるので水がないときには
ここで補充するしかないでしょう。
最低鞍部を過ぎると、急な登りになり、振り返ると苗場山が遠くに見える。

10:00西赤沢源頭。

熊の爪痕が真新しい。

ここは、熊の領地だぞと言わんばかりの深い傷跡です。
11:00、佐武流山頂。

ここから先、白砂山までは道がありません。
分岐まで引き返して、切明温泉への道を行きます。
12:40、ワルサ峰。

途中から、佐武流山が垣間見える。

ここからは、急な下りになります。
13:50、物思い平。

急な坂が一段落した所にあります。
又、急坂を1時間程下った所が、楢俣川の徒渉点。

増水していなければ、問題ないでしょう。
15:00、林道。

ここから、車道まで約1時間10分。
9月16日、晴れ。
朝の気温は8℃で朝露が少し下りていました。
4時半に小屋を出る頃は辺りは真っ暗です、
5時頃から少しずつ明るくなり始めて、
5時半には、ライトがいらなくなりました。
左から赤倉山とナラズ山。右奥に見えるのが佐武流山。
赤倉山の奥には白砂山が見えます。

苗場山から赤倉山まで、2時間半。
赤倉山からナラズ山まで約1時間。
ナラズ山から、西赤沢源頭まで1時間半。
西赤沢源頭から佐武流山往復が約2時間。
西赤沢源頭から、林道終点まで約3時間。
林道が1時間20分。
登山道は、苗場山から赤倉山までが少し刈り残しが有りましたが、
他は、綺麗に刈ってありました。地元の方々に感謝致します。

佐武流山から遥かに苗場山を望むと、コースの長さが伺えます。

刈払いの跡にシラヒゲソウが咲いていました。

帰りには、切明温泉の河原の露天風呂で足湯してきました。

他にもいろいろな温泉があるので、楽しめます。
7月28日。曇りのち雨。午後から曇り時々晴れ。
4時40分に苗場山頂の小屋を出発しました。
とても気持ちの好い朝の始まりです。

朝から虹が出て、好い一日が始まるはずでした。

5時15分、大きな池塘と苗場山頂。
この頃から、雨がぱらつき始めました。
雨具の上下を着て歩き始めると、間もなく本降りになりました。

踏み跡はしっかりしていますが、雨に降られると全身びしょ濡れです。
7時53分。赤倉山頂。
雨は上がりましたが、ブユがすごいです。

赤倉山からナラズ山へ続く稜線からは、
至仏山や燧ヶ岳。白根山、皇海山などを綺麗に見る事ができました。
笹もあまり長くなく、快適です。

9時30分、ナラズ山頂。
笹の新芽が多く出ていますが、道はハッキリしています。

11時25分、切り明へ下る登山道との分岐。
目印が二ケ所に付いているのでまず見落としはないでしょう。
この道を開いてくれた、地元のボランティアの皆様に感謝です。

分岐から15分程で、坊主平へ着く事ができます。

12時35分、佐武流山頂(2,192m)。
眺望はあまりありませんが、なんとなく好い所です。

13時、佐武流山を出発。
下りも長いので、ゆっくりはしていられません。
分岐で切り明に下る登山道に入り、ワルサ峰手前から佐武流山を振り返る。

しかし、山頂を見る事はできません。
14時30分、ワルサ峰。

ワルサ峰のアップダウンは、急な上に木の根や岩などが露出していて、
歩き辛いです。

15時40分、物思い平。
誰が付けたか物思い平。でも、ほっとする場所ではあります。

16時30分、楢俣川徒渉点。
大雨が降っていない限りは、問題無さそうです。

17時10分、林道から楢俣川への下降点。

18時35分、林道入口。

苗場山から佐武流山への縦走は、体力勝負。
満足感は十二分にある山行です。
佐武流山だけを目指すのであれば、切り明からの往復が好いでしょう。